samsungのgalaxyシリーズといえば、世界のスマホ市場でappleのiPhoneと1,2位を争い続けている人気ブランドである。その中でもgalaxy z foldは折りたたみスマホと呼ばれるものであり、折り畳んだ状態では普通のスマホとして使えるのに、開くと小さめのタブレットとして使えるという優れものである。
以前より私はこのgalaxy z foldの購入をずっと考えていたのだが、25万円と高額であることに加えまだハード面で洗練されていない感じが見受けられ、実際に購入するには至らないでいた。しかし今回のgalaxy z fold6の発表をうけ店舗に実機を触りに行った結果、自分の満足いくまでにデザインも洗練されており、今まで使用していたiPhoneが購入からちょうど2年経ってもいたので購入を決意した。
そして購入から現在1ヶ月弱使用しているが、本当に購入して良かったと思っている。医師として働く私に最高にマッチしていたのである。本記事では医師として働く私にgalaxy z fold6がどうマッチしたのかについて述べていきたいと思う。
外来中に調べものをする効率が段違いに上がった
医師は外来中で何か分からなかったり不安に思ったりすることがあると、患者さんに一旦診察室から出てもらいその間に教科書や文献を調べたりすることがある。特に私のような経験が圧倒的に少ない者にとってはその機会は特に多い。今まで私はその様な時はiPhoneで調べていた。基本的に私は教科書は全て電子書籍で購入しており、紙媒体しかないものについてもスキャンして取り込んでいる。従って外来中に何か分からないことが発生しても、iPhoneを見れば基本的に情報は全て取れる様にしてあった。しかし、やはり小さい画面で文献などの膨大な文字量を読むのは一覧性が乏しく、ストレスのかかる作業ではあった。
ならば外来にiPadないし直接本を持っていけばいいのではないかという意見もあるだろう。実際その様にしている医師も大勢いると思われる。しかし私はまだ下っ端ということもあり、外来、病棟、オペ室など様々な場所を忙しく移動しなければならないことが多い。従って持ち運ぶ荷物は極力最低限にしておきたく、iPad miniですら持ち運びが億劫になってしまっていた。(白衣のポケットにギリギリ収まらないサイズなのである・・・)
この様な環境でgalaxy z fold6を購入したのだが、外来での調べ物の効率が桁違いに上がった。画面をぱかっと開けばiPad miniと遜色ない大画面にでき、教科書も見開きで表示することが可能となるため短時間でより大量の情報を得ることが可能となった。参考までに教科書を表示したgalaxy z fold6の画面の写真を載せておく。私の外来は今まで午前中の予約でも12時を回ってしまうことがよくあったが、galaxy z fold6を購入してからは概ね12時までには終了する様になっている。
他にもペンが使えるため、後でやろうと思っている仕事などをメモしておくことにも役立っている。
結論、galaxy z fold6は私の日々の業務効率を大幅に改善してくれる最高のスマホだった。
欲を言えば開いた時の画面の大きさがもう少し欲しい(現在は7.6インチだが8インチまで大きくなってくれるとiPad miniと完全に一致する。)、ペンを内蔵できる様にしてほしい(現在はスマホケースに外付けとなっている。しかし内蔵すると厚みが増したりバッテリー容量が減ってしまうため、あえて外付けにしているという説もある、、)など細かい不満点はある。しかしそれでも25万円出した価値は十分あったと思わせてくれた。なお私は購入時にsamsungの下取りサービスも申し込んでおり、今まで使用していたiPhone 14 proが約10万円で売却できたため、実質の負担額は15万円程度であった。
ここまで本記事を読んでいただいた諸先生方が、galaxy z fold6を購入し業務効率の改善を図ることができたら幸いである。また医師以外でも業務中の移動が多いお仕事をされている方には同様に適していると思うので、是非試していただきたい。なお詳しいカタログスペックや前作からの進化点、より詳細な使用感のレビューはガジェット系YouTuberの方達が動画を上げてくださっているので、そちらもぜひ参照いただいた上で購入を決めてほしい。
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